育毛剤についてのコラム

薄毛対策に効果的なヘアケアとは

薄毛対策に効果的なヘアケア

薄毛の原因から抜け毛の予防・頭皮環境の改善に効果的な対策方法として自宅で今すぐできる正しいヘアケア方法や、食事や睡眠、シャンプーの仕方など日々の生活習慣で見直したいポイントをご紹介します。

薄毛対策が必要な状態とは?

「髪の毛のボリュームがなくなった気がする」「最近抜け毛が増えた」「頭皮の状態がよくない」 などの症状が現れたら、できるだけ早く薄毛対策を行う必要があります。具体的に挙げると、以下のように感じる場合は、薄毛が進行している可能性が高いでしょう。

薄毛のサイン

・フケが出る、頭皮に痒みがある
・髪の毛のボリュームがなくなった(数年前の写真と比べて明らかに毛量が減っているなど)
・抜け毛が多くなった
・生え際に短い毛が多くなった
・頭皮が固くなった
・明らかに髪の毛が少なくなった

また、薄毛と加齢は進行の差こそあれ比例していきます。薄毛が気になりだす年齢は、男性であれば30代以降が最も多いとされていますが、20代から薄毛が気になっているという人も少なくありません。
女性であれば、女性ホルモンが減少する40代以降に薄毛の悩みが増えています。
薄毛の程度は、人によって大きく変わってくるので日々の髪の毛のチェックから、常日頃から対比させて薄毛になっているかどうかを把握するようにしましょう。

薄毛になる主な原因は?

薄毛になる原因はヘアサイクル(毛周期)の乱れにあります。
人の髪の毛は、古い髪の毛が抜けると、そこからまた新しい髪の毛が生えて成長するといったサイクル繰り返しています。これをヘアサイクルと呼びます。

ヘアサイクルは、成長期(2~6年)・退行期(2~3週間)・休止期(3~4カ月)といった3つの期間に分けられます。

成長期に幅がありますが、ヘアサイクルが乱れると成長過程の段階で髪が抜けてしまうことがあります。 本来であれば、2~6年をかけて伸び続ける髪の毛が1年足らずで抜けてしまうと、生えている髪の毛の総数が少なくなるので、結果として薄毛につながっていくことになります。

ヘアサイクルを乱し薄毛の原因となるのは、遺伝による影響の他、頭皮環境の悪化や生活習慣の乱れ、過度なダイエットによる栄養不足、そして病気やストレスなどが挙げられます。

薄毛になるのは生活習慣も影響している?

多くの場合、男性であれば男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の増加、女性であれば女性ホルモン(テストステロン)の減少によってヘアサイクルが乱してしまうことが、薄毛の原因とされていますが、 それだけではなく、生活習慣の乱れが薄毛に直結しているという指摘も少なからずあります。薄毛を引き起こす原因となる悪い習慣には以下のようなことがあります。

・睡眠不足
睡眠中は、成長ホルモンが分泌され髪の成長などが活性化されますが、睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌量が減り、結果的に髪の成長が阻害されることになります。

・暴飲暴食
暴飲暴食になると油ものの摂取量も増えてきます。油の脂質が増えることで頭皮の皮脂分泌が増え、毛穴を詰まらせる原因となり、頭髪の成長を阻害してしまいます。
また、お酒を飲み過ぎると、体内でアルコールを分解するために髪の成長に欠かせないアミノ酸やビタミンを消費してしまい、薄毛を助長することになってしまいます。

・運動不足
運動不足は血行不良を招き、毛髪の生成に必要な栄養が毛根に行き渡りにくくなるため、薄毛の原因となります。有酸素運動は全身を動かすことで体内に酸素が多く吸収されます。 それによって、心臓から血液を送り出す機能が強まり、血流が改善することで毛根に栄養が行き渡ります。

・喫煙
タバコに含まれるニコチンは、毛細血管を収縮する作用があります。毛根の周囲は毛細血管が多く、ニコチンによって引き起こされる頭皮の血行不良により、必要な栄養が行き届かなくなり薄毛を招きます。

・ストレス
ストレスは生活習慣には関連がないように思えますが、過度なストレスを受けることで暴飲暴食に走ったり、睡眠不足に陥る、さらにはお酒の力を借りるなど、ストレスは生活習慣の乱れを引き起こす原因にもなっているのです。 そのため、過度なストレスを受けないようにリラックスして日々を過ごすことが大切です。

薄毛対策に効果的なヘアケアとは?

前述した乱れた生活習慣以外にも、間違ったヘアケアを行っていることも薄毛の原因となりうることがあります。 薄毛を招くような間違ったヘアケアも含め、まずは自分でできる薄毛対策をしたい人、専門のクリニックを受診することに抵抗を感じる人に向けて、すぐにでもできる薄毛の改善・予防に効果的なヘアケアをご紹介します。

・薄毛予防に効果的なシャンプーを選ぶ
毛穴の汚れや余分な脂を落とすために洗浄力の強いシャンプーを選びがちですが、必要以上に皮脂を洗い落としてしまうことは頭皮にとって逆効果です。 洗浄力の強いシャンプーには、刺激の強い添加物が配合されていることが多く、頭皮の乾燥やフケ・痒みを引き起こしてしまい、頭皮環境が悪化する恐れがあります。

シャンプーを選ぶにあたって、間違いないのは、育毛有効成分が配合された「育毛シャンプー」と呼ばれているものですが、加えて刺激の少ない「無添加」であることが望ましいでしょう。

その他、頭皮への刺激が少ない「アミノ酸系」「ベタイン系」シャンプーを使用もおすすめです。
※ヘアケアに使いたいシャンプーの洗浄成分は、ココアンホ酸Na、ラウロイル系(アスパラギン酸Na / メチル-β-アラニンナトリウム液)、コカミドプロピルベタイン(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液)などです。

・シャンプーでの洗髪方法
ポイントは、爪を立てて洗わず指の腹で頭皮を洗うことです。また、シャンプー後はしっかり洗い流すようにしましょう。すすぎ残しがあると、フケや痒みの原因になることがありますし、抜け毛を助長する場合もあります。

・髪の乾かし方
洗髪後はタオルで水気を取ってドライヤーで乾かします。このとき、熱風で乾かすのは半分程度(半ドラ)にし、仕上げは冷風で乾かしましょう。こうすることで、髪の毛をいたわることができます。 髪を乾かさないで濡れたままタオルで巻いて自然乾燥をする、あるいはそのまま寝てしまう人もいるようですが、雑菌が繁殖し肌の弱い人であれば、肌荒れや湿疹の原因にもなるため、洗髪後は必ずドライヤーで乾かすようにしましょう。

・頭皮マッサージ
頭皮マッサージは頭皮の血行をよくするために有効です。
入浴後、頭皮をほぐす、押す、さするといった一連の動作で頭皮マッサージを行います。
このとき、強くマッサージをする毛細血管が切れてしまうことがあるので、優しく包み込むようにマッサージを行いましょう。

・育毛剤によるケア
頭皮に塗布するタイプの育毛剤は、毛根に直接栄養を与えることができるため、抜け毛や薄毛の予防効果が期待できます。 育毛剤の主な配合成分として、センブリエキス、ニンジンエキス、パントテニルエチルエーテル、ペンタデカン酸グリセリド、アデノシンなどがあります。これらは、育毛促進作用や抜け毛予防、頭皮改善などの働きがあります。

育毛剤の使い方は育毛剤の使用説明書に従い、先述した頭皮マッサージとセットで行うことが基本です。どの育毛剤でも効果が出るまでには3ヵ月以上かかるため、毎日根気よくケアすることが大切です。

・ブラッシング方法
ブラッシングには、髪をとかして身だしなみを整える他に、髪の汚れを落とし、頭皮環境を整える効果があります。 また、頭皮に刺激を与えることで頭皮の血行を促進し、髪にツヤと潤いを与えることで頭髪を保護する働きがあるのです。ブラッシングは頭皮マッサージと前後して行うようにしましょう。

薄毛対策を行っても効果がみられない場合は?

生活習慣を改善して正しいヘアケアを続けているのに、薄毛が改善されないといった場合。 まず、勘違いしてはいけないのは、薄毛に対するヘアケアの効果は、薄毛や抜け毛を進行させないようにすることであり、今以上に髪の毛を増やすことではありません。

ヘアケアによる薄毛対策が最も効果的なタイミングは、薄毛になる前から行うことですが、多くの人は薄毛や抜け毛が気になり始めてからセルフケアを行う場合がほとんどでしょう。 その場合、薄毛がそれほど進んでいる状態でなければ、正しいヘアケアを始めることで薄毛の進行を遅らせることが可能です。

一方で、みるみるうちに薄毛や抜け毛が進行しているケースでは、何らかの疾患の可能性が考えられるため、その場合、ただちに皮膚科などの専門医に診察してもらうようにしましょう。

また、ストレスなどによる起こる脱毛症状は、ストレスを解消することによって髪の毛が元通りに生えてくることもありますが、なかなか改善しないようであれば、これも専門医の診察を受けた方がよいでしょう。

薄毛の進行が緩やかだと症状に気づきにくいかもしれませんが、ヘアケアによる薄毛対策は、始めるのが早ければ早いほど効果が大きいため、日頃からささいな薄毛の前兆も見逃さないように定期的にチェックするようにしましょう。

この記事まとめ

現代社会では、加齢や遺伝による薄毛や抜け毛の進行の他、日々の生活習慣の乱れによって頭皮環境が悪化したり、ヘアサイクルが乱れて薄毛になるといったケースも増えています。 また、ストレス社会と言われるように、精神的な問題がきっかけで抜け毛が増え、薄毛が進行することもあります。

薄毛が進行していると見られるサインに気づいたら、まずは自分自身の生活習慣を見つめ直すことが大切です。 最近、睡眠不足であったり、偏食気味、過度なストレスを感じている、運動をまったくしていない、疲れが溜まっている…など、薄毛の原因となる行動があれば、一つひとつ改善していくよう心掛けましょう。

今は薄毛に悩んでいなくても、将来薄毛になる可能性を感じている方は、すぐにでも薄毛対策に効果的なヘアケアを始めることをおすすめします。とはいっても、ヘアケアには発毛させる程の作用はありません。 あくまでも、薄毛予防や進行を遅らせるための1つの習慣として、毎日継続していくことが大切です。

ただし、目に見えて薄毛が進行している状態であったり、生活習慣の見直しや適切なヘアケアを行っても改善の兆しが見られない場合は、薄毛治療専門の医療機関に相談するようにしましょう。

ポイントとアドバイス

 1、薄毛のサインを逃さないこと
  2、生活習慣の健全化と適切なヘアケアで薄毛を予防できる
  3、薄毛になる可能性がある人はすぐにでも薄毛対策を始めること
  4、セルフケアをしても薄毛改善の兆しがないときは専門医へ